Kick start my heart

セパンで行われた3日間のプレシーズンテストが終わりました。今回のテストタイムからシーズンの趨勢を予測するような何かが見えてくるのかどうか、ちょっと考察してみます。
Akira Nishimura 2026.02.06
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 3日間のテストを終えて、総合のラップタイムのトップテンは以下のようになります。

1. アレックス・マルケス (Ducati: 1'56.402)、2.マルコ・ベツェッキ(Aprilia: 1'56.526)、3.ファビオ・ディ・ジャンアントニオ(Ducati: 1'56.785)、4.マルク・マルケス(Ducati:1 '56.789)、5.ジョアン・ミル(Honda: 1'56.874)、6.ペコ・バニャイア(Ducati: 1'56.929)、7.フランコ・モルビデッリ(Ducati: 1'56.983)、8.ペドロ・アコスタ(KTM: 1'57.116)、9.ラウル・フェルナンデス(Aprilia: 1'57.245)、10.エネア・バスティアニーニ(KTM: 1'57.290)

 オールタイムベストは2024年にペコが記録した1'56.337なので、今回のマルケス弟はそのスーパーラップに0.065秒及ばなかったことになります。ちなみに昨年のレースでのポールタイムはペコの1'57.001なので、今回の7番手までが昨年のポールポジションタイムを上回っていた、ということです。もうひとつちなみに、今回テストでの11番手は小椋藍(1'57.326)で、昨年の予選では1'58.034だったので、0.708秒更新しています。順位やタイムを見れば上位陣と離れているのも事実ですが、この改善幅はなかなかよい兆候を示しているといえるのではないでしょうか。また、この順位は3日間のタイムを総合したもので、大半の選手はテスト3日目にベストを記録していますが、ミル、モルビデッリ、アコスタの3名は二日目午前の記録です。では、この上位10名のレースシミュレーションタイムを比較してみましょう。

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