大英帝国とアラゴン王国の狭間で
今回のニューズレターはもっと早く仕上げて週の始めくらいには配信したいと思っていたのですが、なんだかんだとあって延び延びになってしまい、しかも今日は生物学的製剤点滴の日でほぼ終日使いものにならず、ここまで押してしまいました。いやーなんとも申し訳ありません。それにしてもまったくの余談なんですが、本日の病院業務のレミケード静注を終えて窓口での支払い額は、高額療養費制度多数回該当適用の自己負担1ヶ月上限額44,400円也。
レミケード一発で1ヶ月分の自己負担上限額に達しているので、今月は同じ病院でこの疾患に関するどんな治療をしてもいっさい支払う必要がない……とはいえ、こうやって改めて見ると支払い額としてはけっこうな負担額ですよね。この高額療養費制度、政府の無茶な〈見直し〉案がこの冬に各方面から批判を矢ぶすまのように浴びてひとまず凍結になりましたが、ご存じのとおりそれでめでたしめでたしとなったわけではありません。政府・厚労省は「秋までに改めて方針を検討し、決定する」と言っているわけで、その方針がどんなものになるのか、これからの議論が大いに気になるところでもあるのですが、そもそも現行制度自体に様々な矛盾や〈バグ〉があるわけで、この話題にもしもご興味をお持ちの方がいらっしゃれば、集英社〈新書プラス〉の拙連載にもお目通しをいただければ幸甚です。
というわけで、レースと関係ない話題は脇に置いて本題へ。いや、本題といってもとくに何か深遠なテーマがあるわけではなくて、いつものように酔ったような駄言がだらだら続くだけなんですけれども。どうもすみません。