ブリラムテストの結果から開幕戦を予想する
二日間のテストで最速タイムを記録したのは、マルコ・ベッツェッキ(Aprilia Racing)の1’28.668。2番手がアプリリアサテライトの小椋藍(Trackhouse Racing Team)で1’28.765、3番手のマルク・マルケス(Ducati Lenovo Team)は1’28.836。4番手にペコ・バニャイア(Ducati Lenovo Team)の1’28.883。5番手がアレックス・マルケス(BK8 Gresini Racing MotoGP)で1’28.961。ちなみに、昨年の開幕戦予選トップ5はポールポジションから順に、マルク・マルケスー1’28.782、アレックス・マルケスー1’28.928、ペコ・バニャイアー1’28.955、ジャック・ミラーー1’29.090、小椋藍ー1’29.134、という順でした。今回のテストで最速だったベズは開幕戦予選9番手で、タイムは1’29.381。テスト上位5選手が記録した一発タイムの昨年からの伸び幅を比較してみると、以下のようになります。

参考までに、ブリラムのポールポジションレコードタイムはペコが2024年に記録した1’28.700なので、今回のテストではベズのみがそのタイムを非公式に上回っていることになります。また、マルケス兄弟はそれぞれの昨年Q2タイムよりもわずかに下回っていたこともわかります。昨年のレース結果は優勝から順に兄マルケス、弟マルケス、ペコとドゥカティ勢が独占しています。3人のレースタイムは、優勝の兄マルケスが39’37.244で、2位の弟は1.732秒差、3位のペコは2.398秒差。このときの小椋は、初めての最高峰決勝レースでありながら、いきなり5位に入って世界中を驚かせました。総レースタイムは優勝した兄マルケスから7.450秒差。ベズも6位でゴールし、優勝までのタイム差は14.967秒、という結果でした。また、全選手とも、全26周のレースで3周目から6周目に自己ベストタイムを記録しています。ご存じのとおり、ブリラムは非常に暑く湿度の高いコンディションで争われるので、長丁場のレースでいかにタイムの落ち幅を小さくするか、ということが重要になります。